ソフトバンク

どう活用する?他社乗り換えの新しい武器「ひかり」とは

laptop-618177_640
先日、岩手の友人から電話がかかってきました。最近自宅を訪れたり、電話をかけてきたりして営業がうるさいんだよ。何か最近あるの?
いったい何の営業なのかなと言うと光回線だと言います。その家にはもうフレッツ光が入っています。岩手のその友達は今時、化石と言えるような人で今まで、携帯を持ったことがありません。ましてスマホのスの字もありません。
しかし、インターネットだけはしっかりしていますし、フレッツ光も入っています。
そんな人が携帯スマホを持っていないなんて、各社の営業マンにとってこんなに魅力あふれる人はいないのではないでしょうか。
今はドコモもソフトバンクも光回線のセット販売で、割安サービスを打ち出し、他社乗り換えを促そうとしています。
当然、光回線を契約している友人はスマホを持っていないことから、他社乗り換えではないものの、光とスマホのセットを勧められるわけで岩手を担当としている代理店が次から次へと営業をかけてくるわけです。
この時期は例年、卒業と入学と就職のシーズンですから大手各社とも営業には熱が入るのですが、今年の場合は例年とは違って、より熱を帯びた戦いになっているようです。
それは、今まで自宅や会社のインターネットの光回線とスマホをセットにしたサービスはauしかしていませんでした。
auはスマートバリューと言うサービスをスマホのサービスに加えることで他社乗り換えを促していたのです。
しかし、今年の場合、NTTドコモは「ドコモ光」ソフトバンクは「SOFTBANK 光」としてセット割のラインアップに加えました。auと同じく「光」とのセット割を他社乗り換えの武器に持ってきました。
これではソフトバンクが最初iPhoneを「他社乗り換え」の強力な武器として用いたのが、順次iPhoneもau、ドコモと大手3社がともに取り扱うように変わってきてしまい、ただiPhoneを持っていれば強いという環境は終わってしまいました。
「光回線」のセットサービスもそうです。
auがKDDIの光回線を使って、他社乗り換えの武器として用意したスマートバリューのサービスも、同じくドコモ、ソフトバンクが「光」を用意することによって、次のプラスアルファの争いになって来たように思えます。
私の友人も知らず知らずのうちに携帯スマホの厳しい争いの中に巻き込まれていったともいえるでしょう。

他社乗り換えを促す武器としての「光」

光回線は確かに速いです。
「上り下り最大1Gbps」と言われるスピードは有線のみの恩恵と言うか、圧倒的なスピードなのですが、3キャリアが競ってきたアンテナの数とか電波の質とかいう競争の次元とは違ってきてしまいます。
ドコモ、ソフトバンク、auとも光回線の理論値は「上り下り最大1Gbps」は同じなのですから。光が速いと言っても他社乗り換えを促す差別的価値はそこにはないのです。
ですから、「光」を他社乗り換えの武器とするには「光」に加えるプラスアルファの武器もそれぞれが用意しなければなりません。なにかで差別化されなければなりません。じゃないと他社乗り換えの武器として有効ではないのです。
そこで出てきたのが、「光セット割り」です。名前は同じだとしても3社3様の姿を、そこに見出だすことが出来ます。
まず、ドコモの他社乗り換えの武器「ドコモ光とスマホのセット割」から見ていきたいと思います。

ドコモ光とスマホのセット割

「携帯電話のパケットパック(新料金)とドコモ光を組み合わせることで、セット割が適用されるお得なパック料金です。」(ドコモ)
ドコモの場合1家庭1回戦で、その契約しているデータ量に応じた複数のプランが用意されています。
3つのキャリアともスマートフォンのパケット定額サービスのデータ通信量に応じて割引額が変化していますが、ドコモの「ドコモ光パック」では月間2GBのプランが毎月500円割引、5GBのプランが毎月800円割引、10GBのプランが毎月1,200円割引となっています。
なお、月間5GB、10GBのプランでは利用を継続する限りは割引が適用されますが、月間2GBのプランでは割引期間が最大1年間となるため間違わないように。
ドコモは月間量2GBプランでは割引が最大1年間に限られてしまいますし、5GB、10GBプランの割引額もちょっと小さいですから、ひとり者にとってはちょっと寂しくなってしまいそうです。
また家族持ちにとってもドコモのセット割では、光回線の1回線ごとに割引が適用されますので、家族のスマホ人数が増えても割引額は変わらないのです。
ドコモに「光セット割り」で他社乗り換えを考える場合はソフトバンクauに対してちょっと不利かなと言う気がします。他社乗り換えと絡ませる必要はないかなと。

SoftBank 光とスマホのセット割

次に、ソフトバンクの他社乗り換えの武器「SoftBank 光とスマホのセット割」です。
「スマート値引きとは自宅のネットをSoftBank 光にすると、ソフトバンクのiPhone / SoftBank スマートフォン のご利用料金から2年間毎月最大2,000円割引でご利用いただけるキャンペーンです。」(ソフトバンク)
ソフトバンクの場合光回線代が安くなると言うより、家族の携帯代が割引されると考えた方がわかりやすいです。
auとソフトバンクのセット割では、スマートフォンの1回線ごとの割引となり、家族の人数に応じて割引額が増えるというのが、ドコモと違います。
人数が増えれば増えるだけ良いということになります。
「スマート値引き」では、月間2GBのプランが毎月463円割引、5GBプランが毎月1,410円割引、10GBプランが毎月1,852円割引となっています。
なお、3年目以降は月間5GB、10GBプランともに割引額が毎月934円に変更されますが、月間2GBプランの割引額は毎月463円のまま変わりません。
5GBプランではauとソフトバンクが同額ですが、10GBプランではソフトバンクの割引額が最大となっているますのでヘビーユーザーだったらソフトバンクの方が有利です。
逆にスマートフォンでデータ通信量をあまり使わない人だったら、auの方がよいということになります。
ソフトバンクの学割では、学生、家族ともに毎月500円の割引に加えて、毎月1GB(1,000円相当)のデータ量がプレゼントされるというサービスが付いてきます。これは学生もちなら魅力です。いつも学生だったらよかったのにと思います。
対象ユーザーが25歳以下であれば3年目以降も継続するという違いがあるため、家族でセット割と学割を併用した場合、3年目以降の料金のことを考えると、ソフトバンクがもっともお得であるといえます。
他社乗り換え戦争にとっては、このへんは強力な武器です。

auひかりとスマホのセット割

最後に、auの他社乗り換えの武器「auひかりとスマホのセット割 」です。
「KDDIとソフトバンクのセット割では、スマートフォン・携帯電話の1回線ごとの割引となり、家族の人数に応じて割引額が増える」(au)
「auスマートバリュー」では、月間2GBのプランで毎月934円が割引されます。月間5GB、10GBプランでは最大2年間、毎月1,410円が割引されます。
その後の3年目以降は各プランとも毎月934円の割引となるのですが、一人で使う場合やメインスマホは1台だけで家族はいるが携帯は旧プランのままで連絡以外の長話はしない。
そういった化石的生活をしている家族は月間2GBプラン、しかも「光回線」を入れているならauがもっとも割引額が大きい、というか少額プランに優しい設定といえます。
こういった家族の携帯こそ、どこのキャリアも他社乗り換えの一番のお客さんとしてみているのでしょうけど、他社乗り換え時に実質無料になったり、2年間割引になったり、でもいろいろ長期で計算して見ると、その後の維持費がかかることははっきりしています。
学割に関してはauの学割は学生、家族ともに毎月1,500円が割引され、2年間割り引かれます。
他社乗り換え戦争で一番の「光」セット割を用意したのはソフトバンクでしょうか。
しかし、それで勝者はソフトバンクですといえないのが微妙なとこで、1面では自宅では自宅のWIFIから、外出先ではニュースを見たり、本を読んだり、メールを見る程度でスマホのパケットはそんなに使わない。
家の人が持っているのはフィーチャーフォンで長話は自宅の電話でするから、携帯は連絡程度。こういった家族いませんか?
こういった家族は、パケット契約は旧プランのままでよいのです。メインのスマホ1台だけが新プラン、しかも最低の2Gプラン。そういった家族はもし他社乗り換えセット割を考えた場合は、一番少額プランに優しいauを選択することになるでしょう。
ドコモの光セット割は他社乗り換え新規と言うより、今までフレッツ光を使用しててドコモの携帯、スマホを使用してた人がそのまま機種変更とともに、光のセット割を考えるという場合が多いのではないでしょうか。
ヤッパリ、他社乗り換えは大変なんですよ。

結局、苦労して他社乗り換えしてみれば。

最近発表された、MMD研究所というところのアンケートでは「光セット割を認知していると回答した82.3%のうち、65.5%が「サービス内容をよく理解していない」と回答したということなのです。
これは、大手キャリア3社のスマホ「他社乗り換え」合戦の武器として引っ張りだされた「光」なのですが、「他社乗り換え」の取り合いと言うのが目的なのに「光」と言うものを持ち出してきたものだから、「他社乗り換え」を考えていなかった人まで巻き込まれるということになってしまったのです。
でも、こういったシーズンですから「他社乗り換え」を考えていた人にとっては高速インターネットを安く引くチャンスともいえます。
ただその時は、3社それぞれの特徴を考えて判断した方が良いわけです。
例えば次のような点です。
1)光回線は「上り下り最大1Gbps」と言われますが、正直、そんなスピードは出ません。
auが「KDDIひかり」ように用意したメインのモデムも450Mbpsのスピードです。光回線のスピードは場所やいろいろな条件によって違ってきます。
仮に今「フレッツ光」で契約してて、「auひかり」のセット契約にして他社乗り換え契約をしたら速くなるかと言うと、速くなるでしょうけど保証はされません。
プロバイダーによっても変わりますし、モデム、無線LANの機械によっても変わります。
2)光回線を引いて自宅に無線LAN環境を作り、スマホもその環境から使うとするとスマホのWIFI性能(一部のスマホは一番速い無線規格に対応していません)や自宅のWIFIで使う機器(キャリアからのレンタルもありますが)にお金を使うということも考えなければなりません。
また実際、経験したことがあるのですが、他社乗り換えで光回線の契約をしキャッシュバックをもらえるはずがその手続きをしなかったため期限が切れせっかくのキャッシュバックがもらえなくなったということもあります。
頻繁にプロバイダーからくるメールをチェックしている場合は気が付くのかもしれないですが、光回線の契約をして、その光回線が開通するまで時間差があります。
またキャッシュバックが私の場合プロバイダーからくるものだと知りませんでした。
間にドコモやソフトバンク、auが入っていたとしても、そちらからはお知らせで来ないと思います。
春先、家族の入学、転勤、引っ越しなどでバタバタしている時に、こっちの方が有利です、こっちの方が安いですなどと他社への乗り換えを勧められて応じてしまった時、それに付随してくるキャンペーンのサービスの期限とか、自分で手続きをしなければならないとか、見落としがちなのです。
LIG_ipadijiru500
「光回線」でインターネットに接続するのは表示が速いですし、すごく気持ちの良いことです。
動画を見たり、オンラインゲームする人にとっては今や必須かもしれません。
スマホの他社乗り換えで有利だからと言うだけの理由で「光」の契約はやめましょうね。
せっかく、「光回線」という高速な回線を自宅に設置するのですから、自分の持っているスマホが、それとリンクして生きてくるのかよく考えましょう。
他社乗り換え割引や、光回線導入のキャッシュバックがあるなら、そのお金で高速無線LAN規格「11ac」のルーターを購入しましょう。携帯会社がらのレンタルもありますが月額500円、年6000円は高いですよ。ずっと使うのですから買った方が安いです。
また当然のことながら、どうせ他社乗り換えで契約しなおすのですからスマホをガラッと変えてしまい、高速無線LAN規格「11ac」に対応しているものか、確認したうえで取り替えましょう。
意外と携帯会社オススメの人気スマホだったものが高速無線LAN規格「11ac」に対応していなかったりして、それは最悪の選択ですから。
「光回線」と高速無線LAN規格「11ac」のルーターを手に入れたなら、スマホのWIFIの設定をしましょう。自宅では常にWIFIオンです。
次にするのは2?3か月、自分が携帯の回線でどれくらいパケット(通信量)を使ったか確認です。
携帯キャリアのホームページやスマホアプリでマイページから確認できます。そこに表示されるパケット量で自分が自宅のWIFI回線以外で、外で携帯キャリアの回線を使って、どれくらい通信量を使ったか分かります。
そこでその2?3か月は外でYourtubeを見たり、ゲームをしたりしたのは多かったのか少なかったのかを考慮して、自分は、あるいは自分の家族はどれくらい月のパケット量を使うのか判断します。
家族の話し合いも必要でしょう。
そして、最後に行うのが契約しているパケット料の見直しです。
多すぎるかもしれませんし、少ないかもしれません。もし多すぎるのなら、少ない契約に変更してください。少ないのなら逆ですが、自宅では自宅のWIFIしか使わないとすると、大概の場合、多すぎるということの方が多いです。
パケットの少ない契約にし直すと割引も少なくなるということも出てきます。それも考慮して計算しなおしてください。
2年で終わってしまうキャンペーンも結構ありますから、自分の契約を確認しなおしましょう。他社乗り換えで安いです、有利です、キャッシュバックがあります。
それだけでは損することもありますよ。ただ言われただけではなく、自分でも計算しましょう。
「光」を入れてインターネットを楽しくしましょう。スマホも楽しみましょう。両方を使いこなして生活をエンジョイしましょう。

関連記事

ついに始まった!お得なソフトバンクのインターネット
【保存版】携帯電話の機種変更でお得に乗り換える3つの選択
携帯をMNPしただけでキャッシュバックがつく理由は?
 

スマホの乗り換えで失敗する人の共通点
「機種変更してみらら、思ったより料金が高かった…」なんてことありませんか?

いま、ショップの店頭で有料オプションや有料コンテンツに加入させられて、結局損をしてしまう人が続出しています。

スマホを乗り換えるときにはおとくケータイなどのオンラインショップを利用してください。

学割やオンラインショップ限定割引など、今月がもっともお得な時期です。

おすすめオンラインショップ一覧