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今年のSoftBank新機種から見える、スマホのトレンド【2015年春】

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Softbankは孫正義代表が2014年5月の決算発表会にて「仰々しい発表会は当分見合わせる」とコメントしたことにより、8月に新製品の記者発表が開かれただけで大きな発表会は開かれませんでした。
2014年の秋にauとDocomoは2014年冬から2015年春にかけての冬商戦に向けた新機種、サービスの発表会を開きましたが、softbankは開きませんでした。
まあ、それはそれでも良いのかなと思っていましたが、新商品、新サービスをそのたびに発表するということは中、長期的なビジョンは分からないということになります。
やっぱり中、長期的なビジョンを発表する機会は必要だなと思いました。

最近softbank最新機種に感じる不満

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そんな中、softbankが2014年に新たに始めたサービスが「アメリカ放題」です。
これはsoftbankが傘下に収めたスプリントのネットワークを利用することで、国内の「iPhone」利用者がアメリカに訪れた際にも日本国内と同じ料金で通話やSMS、パケット通信が利用できるというものです。
ここで引っかかるのが「iPhone利用者」ということです。他のAndroidスマートフォンはダメなのでしょうか?
残念ながらダメなようです。
この話を聞いたときに技術的な問題はあるのでしょうが、それよりsoftbankはiPhoneに頼りすぎていないか?と言うことです。
2015年の春になって気づいてみると2014年の秋から2015年春にかけてsoftbankがiPhone6/iPhone6 plus以外、発売した新機種は何があるのだろうと思った時、愕然としてしまいました。
? AQUOS CRYSTAL X  2014年12月19日発売
? Xperia Z3     2014年11月21日発売
? DIGNO U      2015年2月27日発売
? シンプルスマホ2  2014年11月28日発売
スマートフォンはこの4種類の新機種のみです。
? Windows 8.1搭載タブレット『CLIDE(クライド) 8.9』(TVE8907i)
これが2015年2月3日から発売と雑誌には書いてありましたがホームページには載っていません。

softbankのiPhone以外の最新機種たち

softbankの2014年秋から2015年春にかけてのiPhone以外の最新機種は4機種しかありません。
しかも、その4機種のうち高機能、高性能と言われるのは「AQUOS CRYSTAL X 」と「Xperia Z3」の2機種のみです。
また「Xperia Z3」はSONYの代表的高性能スマホでiPhone6/iPhone6 plusと同じく大手3キャリアはどこでも扱っています。
つまりsoftbankではsoftbankオリジナルと言える新機種は「AQUOS CRYSTAL X 」だけなのです。
では、DIGNO U(2015年2月27日発売)はどうなのでしょう?
これは確かに新機種ではありますが、高性能、高機能端末とは言えない物です。また、softbank系列のÝ!モバイルでも取り扱っている機種です。これは後で記したいと思います。
それではsoftbank唯一の2015年春向け新機種「AQUOS CRYSTAL X 」を見てみましょう。

AQUOS CRYSTAL X

2014年softbankはシャープ製端末「AQUOS CRYSTAL」と「AQUOS CRYSTAL X 」の「CRYSTAL」と付く2機種を出しました。
8月29日にまず「AQUOS CRYSTAL」が発売されました。
そして12月19日に「AQUOS CRYSTAL X 」が新機種として発売されました。
「AQUOS CRYSTAL」と「AQUOS CRYSTAL X 」は「x」が付くか付かないかだけの違いのようですが、そこには大きな違いが存在します。
当初「AQUOS CRYSTAL」は日本ではなくアメリカで発売されました。
2014年8月18日の新製品の記者発表会はそのいきさつの説明会でもありました。
「AQUOS CRYSTAL」はsoftbankとアメリカの子会社、スプリントのとの間で共同開発、共同購入された製品だったのです。
今までになくディスプレイのフレームを細くし広いディスプレイを持ちながら全体を小型化するというデザインはアメリカで評判を呼んだようです。
スマートフォンのデザインは、ここ何年も、日本でも、海外でも、そう代わり映えのしないデザインが当たり前の状況になって来ていましたから、その狭額縁デザインは評価されたようです。。
しかし日本版「AQUOS CRYSTAL」はその海外版を日本に合わせただけの商品で、中身は12月発売の「AQUOS CRYSTAL X」とは全然別ものと言っていいでしょう。
いわゆるフルスペック日本仕様といわれる条件を全然満たしていません。
ちょっと小型ですから小型が良いという人以外、普通にAndroidスマートフォン、フルスペックが欲しい人は 新機種の「AQUOS CRYSTAL X」を購入するしかないのです。
4か月後には日本仕様の「AQUOS CRYSTAL X」を新機種として出すのですから、8月に別ものの海外「AQUOS CRYSTAL」を出すsoftbankの販売戦略は理解できないところがあります。
正直アメリカのスプリントの肩入れをするために共同開発、共同購入した商品を多く販売するためにはsoftbank本体でも取り扱った方がよいということ。
また、スプリントを傘下に置いて、softbankは親会社としてスプリントのために、こういった事業もしているというデモンストレーションという見方もあながち間違いではないでしょう。
そして2014年12月19日、softbankが2015年にかけた新型スマートフォン「AQUOS CRYSTAL X」がsoftbankからいよいよ発売されました。
それでは、この日本仕様として発売した「AQUOS CRYSTAL X」とはどのような新機種なのでしょうか。その特長、性能、使い勝手を見ていきたいと思います。

<特長>

1. かつてないくらい細く作り上げられたフレームの縁により5.5インチクリスタルディスプレイの採用にもかかわらず手に持った大きさはディスプレイが5インチのスマホと同じくらい
2.新たな音声サービスVoLTE(ボルテ)対応で音声通話を行いながらの高速デー タ通信が出来るとか、パネル面の振動で音声を伝える「ダイレクトウェー ブレシーバー」の採用で音声通話の質がだいぶ高まりました。
3.harman/kardonの音響技術の採用。
4.「エモパー」の搭載
5. 2610mAhバッテリーを採用で使用時間が長くなりました。

<性能>

・サイズ 約73×約139×約11mm 157g
・CPU  MSM8974AB 2.3GHz(クアッドコア)
・ディスプレイ 5.5インチ フルHDサイズ(1,920×1,080ドット)
・OS  Android 4.4(KitKat®)
・日本式アンドロイドスマートフォンフル装備
4G LTE、4G、プラチナバンド、テザリング、ワンセグ、おサイフケータイ、緊急速報メール、WIFI

<使い勝手>

・すごく細い狭額縁フルHDの画面は美しさ以外、使い勝手にどう貢献しているの かというとiPhone6より少しだけ大きいサイズなのにiPhone6が4.7インチ の画面に対して5.5インチと圧倒的に広い画面を提供してます。
・グリップセンサーが上手に出来ていて、まず握ると電源が入るとか、握り方で縦 横を判断し寝転がって使用しても正確に上下を判断することが出来るという 機能があります。
・モーションセンサーは裏返しにしたら、着信音を消したり、消灯したり、保留にしたりと何気ないのですが便利な機能を持っています。
・「エモパー」これはシャープ製の家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースにスマートフォン向けに新しく開発された人工知能と言えるものです。
毎日の生活の中で必要な情報を素早く、可愛く伝えてくれる機能で、使い方によっては意外と便利に楽しく使える機能ではないでしょうか。
・softbankはこの「AQUOS CRYSTAL X」にharman/kardonの小型スピーカー「Onyx Studio」を付属品としてつけています。
Amazonなどの評判ではこのスピーカーは大きさの割には低音もしっかり出ていて、すごく良い音だとの評判です。

DIGNO U

この機種はsoftbank系列のÝ!モバイルで扱っている「DIGNO  C」と同じものだと思うのですが、softbankでは2015年2月27日発売ですから新機種と言えるでしょう。

<性能>

では性能を見てみます。
・プラットフォーム Android 4.4搭載
・CPU       MSM8916 1.2GHz(クアッドコア)
・ディスプレイサイズ 5.0インチ
・解像度     QHD(960×540ドット)
・メインカメラ:約 500万画素/CMOS
・サブカメラ:約 200万画素/CMOS
どうですか?ここに出てきた性能は、とても高いとは言えません。
製品を紹介するページでも特徴の一番初めに持ってきた項目は「濡れても汚れても落としても安心 防水・防塵・耐衝撃対応」ということでした。
結局この新機種の一番の売りは「値段」だと思います。softbankオンラインショップでの値段は35,520円です。Ý!モバイルでの値段は31,104円です。
「AQUOS CRYSTAL X」の端末のみの値段は69,120円ですから半値ということです。
ですが端末の値段が倍違っても、2年縛りで月額にすると1300円くらいなものですから、2年縛りを納得して購入する一般の消費者は「AQUOS CRYSTAL X」を選ぶ人の方が多いと思います。
そう考えるとÝ!モバイルの方は格安SIMと一緒に販売して安く上げるということで良いとは思うのですが、softbankの方で扱う「DIGNO U」の存在価値と言うものが良く分かりません。
Ý!モバイルの販売を助けるという意味が大きいのでしょうか?
「AQUOS CRYSTAL」を日本国内で売ってアメリカ・スプリントを助けるのと一緒なのでしょうか。どうでしょう。

softbankのスマートフォンのこれから

今現在iPhoneは大手3キャリアすべてで扱っています。
softbankだけが独占していた時代とは変わってしまい、softbankはこれからのビジョンをどう考えているのでしょうか。
当然、iPhoneを扱っている者同士のiPhone戦争を勝ち残らなくてはいけません。
softbankのホームページを見てみるとキャンペーンの数は他を圧倒するような勢いで設定しているようにも見受けられます。
しかし、家族割だとか、学生割だとか基本的なキャンペーンは3社ともそんなに変わらないような気がします。
それに、長くからスマートフォンを持っている人から見ると新しいキャンペーンはほとんど新規やMNP向けが多く、たいていの基本的なキャンペーンにはもう入っていて節約にならないという人も多いのではないでしょうか。
softbankはキャンペーンに頼らないマーケティングを志向すべきではないでしょうか。
次にフィーチャーフォンです。
softbankはもう1年以上フィーチャーフォンの新機種を出していません。Docomoでここ半年で2新機種、auは3新機種を出しています。
MVNOで携帯(格安SIM)会社がたくさん誕生しました。
当然、softbankの競争は今までのDocomoとauとの競争だけではなく、各格安携帯会社との競争も始まったのです。
格安携帯会社は今のところほとんどがスマートフォンをターゲットにしたSIMを取り扱っています。スマートフォンだけを見つめていると、これから始まるSIMフリー時代に引っ掻き回されてしまうでしょう。
auはそのこともありフィーチャーフォンの開発をあきらめていません。
softbankを見ているとアメリカ・スプリントの立て直しにかなりの精力を使っていて、softbankを支えてきたiPhoneに頼りきりで、自社の商品開発力が落ちてきているのではないかと感じるのです。
「AQUOS CRYSTAL X」はスプリントとの共同開発、共同購入を企画した流れから出てきたものだと思います。
これは、ある意味良いことなのではないでしょうか?
softbankを支える新機種。スプリントを支える新機種。
そういったスマートフォン、携帯を共同で、また携帯メーカーの協力も得て全精力をかけて開発すべきでしょう。じゃないと、softbankもスプリントもジリ貧になっていくような気がします。

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