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スマートフォン、格安時代の始まりと未来

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最近のIT関連雑誌で盛んに取り上げられるのが格安スマートフォンと格安SIMの購入に関する記事です。
これまでDocomo、AU、SOFTBANKの大手キャリア3社が市場を長年牛耳っていたのですが、ここに来て多種多様な会社がスマートフォンを格安で提供すると発表し、販売し始めました。
この流れはいったい何を意味しているのでしょう。

格安スマートフォン時代の始まりとは

これまで大手キャリアの携帯、スマホにどっぷり安住してきたユーザーは今までより全然安く使えますよと言われて、そこに現れる?マークのいくつかは、どう考えればよいのでしょう。
数年前までは聞いたことのないような会社が今はスマートフォンを売っているのです。
それはスマートフォンの未来がこれから変わってい来ますよということを表しているのですが、それは必ずしもスマートフォンの格安時代が来るということを暗示しているのではありません。
スマートフォンの格安競争は時代の変化の第一現象です。たくさんの競争相手が出現し淘汰されたものだけが残っていくでしょう。

スマートフォン、格安競争時代突入のきっかけ

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もともと経済のグローバル化が進むにつれて海外に仕事であれ、旅行であれ出かける人が多くなってきました。
その人たちが海外で短期でも生活するのに一番不便と感じたのが携帯の問題です。海外と日本との携帯の使用方法があまりにも違いすぎるということです。
日本から自分のスマホ、携帯を持って行っても利用できる場所が限られるばかりか、利用できる場所でも高額の通話料金やパケット料がかかるのです。
これでは日本で購入した自分のスマートフォンをノン気に使うわけにはいきません。日本とのあくまで緊急連絡用、デジカメの代わりという使い方になってしまいます。
海外でしばらく生活するのであったら現地でSIMを購入して使用することにした方が絶対便利で、その方が格安なのです。
海外は携帯は携帯、SIMはSIMとして販売しているところがほとんどなのです。
日本で海外のSIMが簡単に使えるスマートフォンはないかと何回も探した人はいたはずです。結局、ごく限られた商品しか存在しませんでした。
DocomoのSIMをAUにつけても使えない。AUのSIMをSOFTBANKの端末につけても使えない。
こういった商習慣が日本の携帯、スマートフォン業界をガラパゴスと言われるゆえんになったわけです。
そう言った風習(?)に風穴を開けようとしたのがなんと、総務省なのです。昨年の6月ごろのニュースです。

総務省は、携帯電話会社が販売した端末を他社で使えないようにする機能「SIMロック」の解除を義務化させる方針を固めた。2015年度にも実施する。携帯電話の利用者が別の携帯会社へ乗り換えやすくなり、利用者の利便性向上や競争加速につながる。30日に開く有識者会議の中間取りまとめに盛り込み、年度内に具体策を詰める。

(毎日新聞)
大手3社は強力にこの方針に反対しているはずです。水面下の政界工作など私たちにはわからない世界です。
ただそれとともに、いろいろな会社は自分たちにもチャンスが巡ってきたのではないか、ということでスマートフォンを格安で販売し、これからの可能性を探るという会社がどんどん出てきているのです。
これでスマートフォン、格安競争時代が始まりました。

どんな格安スマートフォン、格安SIMがあるのか

新しく発売されている格安SIMを並べてみたいと思います。

1 @nifty NifMo ? 音声通話対応SIMカード月額1,728円

・取扱い端末 ZenFone5
・月額3,129円(SIM+端末)×24

2 DMMmobile ? 通話SIMプラン 月額1,460円

・取扱い端末 Asend Mate7
・月額2,241円×24(本体のみ)

3 BIGLOBE LTE・3G ? 音声通話スタートプラン 月額1,600円

・取扱い端末 LG G2 mini
・月額2,980円×24(本体+SIM)

4 IIJmio ? BIC SIM 音声通話パック(音声通話みおふぉん)月額972円

・取扱い端末 Asend G6
・月額3,028円×24(SIM+本体)

5 OCN モバイル ONE ? 音声対応SIM 月額1,728円

・取扱い端末 Polaroid Pigu (本体価格)9,601円

6 U-mobile ? 通話プラス 1GB 月額1,580円

・取扱い端末 Asend Mate7
・月額5,050円×24(本体+SIM)

7 So-net モバイル LTE +Talk S2 月額950円

・取扱い端末 Ascend G620S
・月額2,480円×24(本体+SIM)

8 b-mobile ? スマホ電話SIM 月額1,560円

・取扱い端末 Asend G6L22
・月額円3,924×24(本体+SIM)ヨドバシ

9 mineo マイネオ ? デュアルタイプ ※au回線 月額1,460円

・取扱い端末 DIGNO
・(本体のみ)2,000円×24

10 UQ mobile ? データ+音声通話プラン 月額最低1,814円※au回線

・取扱い端末 LG G3 Beat
・(本体のみ)32,140円

11 Y!mobile ワイモバイル ? スマホプランS 月額2,980円

・取扱い端末 Nexus6
・月額5,880円×24(本体+SIM)

12 楽天モバイル ? 通話SIM 月額1,728円

・取扱い端末 ZenFone5 本体30,000円前後
いかがでしょうか。
かなり多種多彩な端末、格安SIMが出てきたことかと思えるでしょう。
格安競争と言っていますが、必ずしも性能の低いスマートフォンを格安で売る競争ではないのです。
Y!mobile の扱っているNexus6などの性能は最新の技術を持っているし、値段も安いとは言えません。
取扱い端末と書いてはありますが実際は、基本的にどの機種もSIMフリー機種ですから、どこの格安SIM会社の格安SIMを使っても同じように動くはずです。
100%保証というわけにはいきませんが、使えるはずです。これに海外の機種も加わります。(日本語は不可)

結論 ガラパゴス再編でどんなスマホ文化が来るのか?

ここの競争に参加した各社はただ単にスマートフォンを格安でたくさん売りたいと願っているわけではないのです。
来る日本におけるSIMロックフリー時代に自分たちの企業がスマートフォン関連企業として成功することを願いチャレンジをしているのです。外資も入ってくる可能性はあります。
でも、ガラパゴスと言われる日本のスマホ市場に本気でチャレンジする外資があるかどうかは疑問です。
中心となるのは楽天やイオンなどの巨大販売店やTSUTAYAやビッグカメラなどの関連販売店、OCNやSO-NETなどのIT関連企業。Y!mobile のようにビッグスリーに勝てなかった企業にも再チャレンジの機械が訪れました。
それらの企業体は、まず格安で使い勝手の良いスマートフォンと格安SIMを市場に提供し、この業界にそれなりの地位を築くと同時にノウハウの確立を図っているはずです。
何年かしたらこの新規参入の携帯会社群にも再編の波が押し寄せてくるでしょう。そこで生き残って初めて携帯会社として認められるのです。
端末もシンプルで低機能のものから、高性能、高機能の端末まで多種多彩な端末が出てくるでしょう。
日本語は使えませんが、日本で販売されていない海外のスマートフォン端末も使用することは可能です。
海外旅行にはこれらの会社から購入したスマートフォンをもって海外に行き、現地で現地の格安SIMを購入することにより日本で買ったスマートフォンも現地で使えるようになります。(日本で買ったものですから日本語対応)
当然ながらこのスマートフォンの格安競争にさらされる大手3キャリアも少なからず痛手をこうむります。
それがはっきりするのは総務省が指示したSIMロック解除日です。その日から、例えばiPhone6の本体は何もDocomoやAU、SOFTBANKの店頭で買わなくても良いのですから3キャリアからはSIMだけを買えばよいことになります。
iPhoneだけの安売りに向かうのか、やはりSIMと本体のセットで2年縛りの割引プランを作るのか。
何ともいえませんが、はっきり言えるのは格安SIMさえあればスマートフォンが使えるようになるのですから大手キャリアのSIMを買っても本体は他所で買う(例えばアマゾンで)ということが自由にできるようになるということです。
今までより選択の幅がすごく広がるということです。
大手キャリア3社はこれからどうなるのでしょうか。
一番はっきりしているのは、それぞれの格安SIMの会社に回線を提供する(MVNO)ということです。さすが今まで大手3キャリアが積み上げてきた通信インフラは誰もかなわないということです。
このMVNOも現在はDocomoが先行していますが、AUも始めました。SOFTBANKは出遅れてはいますがY!mobile はもう傘下に入っていますし、大手3キャリアも手をこまねいてみているわけはありません。
これからいろいろ未来に向けた施策が出てくるでしょう。

まとめ

我々、ユーザーは楽しめばいいのです。スマートフォンの格安競争に振り回されることなく、今はスマートフォン業界は変化の時なんだと認識して観客として楽しめばいいのです。
そのうち、今以上に自分に合ったと言えるスマートフォンがどこからか出てくるでしょう。
そしてそれに使うSIMは今のまま大手キャリアのままでよいのか、もっと安い格安SIMを選ぶか、どちらか選択できるようになります。
それまで待てばいいのです。

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